住宅建築コーディネーターの試験に合格するためには、公式テキストを使用して勉強すると良いです。この一冊で、家づくりに関する仕事や専門知識を幅広く学び取ることができます。
ただ、建築物が出来上がるまでにはさまざまな専門家が関わるため、普段の仕事で親しみのないことまで学ぶ必要があります。
聞きなれない言葉を一から勉強しなければいけないため、公式テキストの内容を簡単に理解することはできません。
そこで、確実にこの資格に合格したいのであれば、住宅建築コーディネーター協会が開催している「認定講習」を受講することをお勧めします。当サイト代表の與五澤(よごさわ)は、この認定講習に参加したことで試験に一発合格することができました。
認定講習とは
認定講習とは、住宅建築コーディネーター協会が認定した講師の方が丸一日をかけて資格に関する授業をしてくれること勉強会のことを指します。
また、認定講習は試験対策学習を行うため、テストに出てくるポイントをピックアップして教えてくれます。公式テキストの中で、出題されやすい箇所を徹底的に教えてくれるため、独学で勉強するよりも効率よく学ぶことができます。
住宅建築コーディネーターの資格はさまざまな専門家と関わるため、試験での出題範囲は年を増すごとに広くなり、難易度が高くなっています。そのため、独学だけで公式テキストの内容を理解しようと思っても、並みたいていの努力ではマスターすることはできません。
一方、認定講習を受講すれば、疑問や不安をその場で解決し学習できます。実際に、住宅建築コーディネーター協会の調査によると、対策講座受講者の合格率は一般受験者と比べて37.1%も高くなっています。
もし、短期間で確実に合格したいと考えているのであれば、認定講習は大いに役に立ちます。
認定講習のお申し込み方法
認定講習は試験の1~2カ月前より全国で開催されるため、近くで行われるときに参加すれば良いです。
ただし、認定講習を受講するには、住宅建築コーディネーター協会のホームページにて事前にお申し込みをする必要があります。
上記のサイトに認定講習の会場や日程が記されているため、前もって確認しておくようにしましょう。そして、ページ下部に用意されたお申込みフォームに希望講習日を入力して、認定講習に参加することを住宅建築コーディネーター協会にお知らせしておきましょう。
受講料について
受講料は先払いであるため、認定講習を受ける前に入金を済ませておかなければいけません。受講料は、「22,800円」です。
ただ、支払い方法によって入金するタイミングが若干異なるため、注意が必要です。入金の方法は、「クレジットカード(一括払い)」と「銀行振り込み」のどちらか一方を選択してお金を払えばよいです。
クレジットカードの場合
クレジットカードでのお支払いの場合、お申し込みフォーム入力完了後、クレジット決済画面へ移動します。そこで、受講料を支払えばよいです。領収証の発行は、クレジットカード会社が発行するご利用明細書をもって領収書に代えているため、住宅建築コーディネーター協会に要求できません。
銀行振り込みの場合
一方銀行振り込みの場合、お申し込みフォームにて必要項目の入力完了後、自動返信メールが届きます。そこに記されている振込先へ一週間以内に入金します。認定講習の当日に支払うことはできないので、注意してください。領収証を希望される場合、振り込みを行う際の備考欄に「領収証希望」と記載すれば発行されます。
受講票の発行
お申し込み後、受講料の支払いが完了すると住宅建築コーディネーター協会から以下のような受講票が郵送されてきます。
このとき、受講票の表記を必ず確かめるようにしてください。記されている内容が、お申し込み内容と異なる場合があるからです。もし、受講票に記載されている会場や名前が間違っている場合、認定講習を受講できない可能性があります。
実際に、当サイト代表の與五澤(よごさわ)に発行された受講票は、認定講習が行われる会場および日程の表記に誤りがありました。そのため、受講票が届いたらすぐに内容を確認するようにしてください。
もし、受講票の内容が間違っている場合、速やかに住宅建築コーディネーター協会に連絡をしましょう。迅速に対応してくれるため、すぐに新しい受講票を発行してくれます。
用意しておくもの
正しい内容の受講票が手元に届いたら、あとは認定講習の当日を待つのみです。
ただし、前述の通り、認定講習では公式テキストを使用するため、受講日までに購入しておく必要があります。もし、公式テキストを用意できなかったり忘れてしまったりした場合、認定講習は受けられません。また、当日会場で買うことはできないので、必ず事前に入手しておきましょう。
住宅建築コーディネーター公式テキストの購入はこちら認定講習に必要な持ち物 |
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・公式テキスト ・受講票 ・筆記用具 |
認定講習の内容
当サイト代表の與五澤の場合、名古屋で開催された認定講習に参加してきました。
この日の参加人数は、與五澤を含めて4人でした。他の会場も同じように、少人数にて講習を受けることができます。そのため、講習中に分からないことがあれば、分かりやすく教えてくれます。
試験内容については、公式テキストを使用して、試験に出題されやすい場所をピックアップして分かりやすく教えてくれました。また、教科書だけでは理解しづらいことをかみ砕いて説明してくれるため、独学で勉強していたときに比べて圧倒的に効率よく住宅建築コーディネーターに必要な専門知識を身につけることができました。
ちなみに、この日の講師は吉田光広先生でした。この方は住宅建築コーディネーターの資格のモデルとなる会社を経営しています。家を建てたいお客様に対して、さまざまな専門家を紹介してそのサポートをして活躍しています。
吉田さんに限らず、講師の方々は住宅建築コーディネーター協会が認定した方だけです。テキストを読むだけでは見えてこない事例や解説を交えながら学ぶことができるので大きな価値があります。
独学でも勉強することはできるものの、可能であれば認定講習は必ず受講することをお勧めします。
特別認定講習
ちなみに、多くの社員を受講させる会社、または団体の場合、特別認定講習があります。10名以上の受講者がいればあなたの会社のために認定講習を開催してくれます。一度に多くの人数で認定講習を受講できるため、社員研修などに役立ちます。
なお、参加する人数によって会場や値段が異なるため、事前に確認をしてからお申し込みすることをお勧めします。
集合特別講習
参加人数が10~12名の場合、大阪市内にある住宅建築コーディネーター協会の講習ルームにて特別認定講習を受講できます。
出張特別講習
参加人数が10名以上で場所を指定する場合、あなたが希望する会場にて特別認定講習を受講できます。参加人数に上限はないため、大人数で認定講習で学ぶことができます。
団体割引について
特別認定講習には団体割引が適用されます。通常の認定講習の料金は一人当たり22,800円の所、以下のように割引額が大きくなります。
10名~の場合 | 30名~の場合 | 50名~の場合 |
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10%オフ~ | 20%オフ~ | 30%オフ~ |
受講人数により割引価格は変動するため、料金について一度お問い合わせすることをお勧めします。もちろん、特別認定講習のカリキュラムは無料で作成、お見積りしてもらえます。
なお、この金額には公式テキストの料金は含まれていないため、一人ずつ購入する必要があります。また、出張特別講習は、別途、講師派遣出張費・宿泊費(遠方の場合)などを支払わなければいけないため、このことについても事前に確認しておくようにしましょう。
それでは、以下にもう一度「認定講習のお申し込みページ」を記します。
なお、中には遠方に住んでいるために認定講習を受けるのが難しい方もいると思います。その場合、インターネット上で受講できるE-ラーニングの仕組みがあるため、受験前に必ずそちらで勉強するようにしましょう。