「住宅建築コーディネーター」の試験を受けるには、願書を提出して受験を表明する必要があります。
ただ、この免許は「一般社団法人住宅建築コーディネーター協会」が管理しているため、ここで手続きをしようとする方がいますが、この場所でお申込みはできません。この免許は厚生労働省認可である財団法人職業技能振興会が取り仕切っているため、ここへ願書を提出しなければいけないのです。
願書を提出するまでの流れ
住宅建築コーディネーターの試験を受験するための手続きは、財団法人職業技能振興会のホームページで行います。ここでは、試験内容や日程、願書入手、合格発表までの流れを把握できます。
願書を入手する
願書を入手する方法は、大きく分けて2種類存在します。
・上記のサイトへアクセスをして、PDFファイルの受験要項および願書をダウンロード
・財団法人職業技能振興会に電話(TEL:03-3353-9181)またはホームページ内にあるお問い合わせ
フォームにて『受験願書希望』と明記の上、各項目を記入して願書請求依頼をする
どちらか一方の手段を採用して、願書を手に入れてください。ちなみに、当サイト代表「與五澤(よごさわ)」は前者を選択したため、この方法で願書を入手する手順を説明していきます。
財団法人職業技能復興会のホームページで願書をダウンロードすると、住宅建築コーディネーターの試験に関わる説明分と共に、以下のような願書が手に入ります。
※これは第31回の試験で使用された願書であるため、最新のものをダウンロードしてください。
受付願書に必要事項を記入の上、あなたが受験しようと考えている試験の出願期間内必着で財団法人職業技能振興会に送ります。このとき、願書と一緒に以下に記した必要なものを同封して送ってください。
受験お申し込みに必要なもの |
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・受験願書 ・写真一枚(縦3cm × 横2.4cm) ・受験料支払い証明書 ・学生証のコピー(学生のみ) |
願書のみを送ったとしても、受験票は発行されないため、必ずチェックをしてから郵送しましょう。
写真に関して
同封する写真は、証明写真で問題ありません。ただし、「縦3cm × 横2.4cm」の大きさのものが必要になるため、必ず確認をしてから印刷するようにしましょう。
また、送る写真は一枚だけですが、合格した際に発行される資格証に同じ寸法のものが必要になります。受験当日にそれを持っていかなければいけないため、あらかじめ準備しておくことをお勧めします。
受験料支払い証明書について
また、願書を提出する際、あらかじめ受験料を支払っておく必要があります。料金については、以下の通りです。
一般の方の場合 | 学生の場合 |
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¥8,500 (税込) | ¥6,000(税込) |
受験料の支払いが完了した後は、財団法人職業技能復興会にてダウンロードした書類の中に含まれる「受験料振り込みの照明」に振り込み詳細のコピーを張り付けて同封します。
あるいは、インターネットバンキングをご利用の場合、A4サイズの別紙を用意して、それに振り込み完了画面を印刷して一緒に送れば良いです。
以下は実際に使用した受験料振り込みの証明書です。
学生証のコピーについて
住宅建築コーディネーターの受験資格は、18歳以上であればその他は不問です。
ただ、前述の通り、学生は受験料が一般の方と比べると安いため、学割の値段で試験を受ける場合、学生証のコピーを提示する必要があります。たとえ18歳であったとしても、学校に通っていなければ一般の方と同じ料金を支払わなければいけません。必ず前もって確認しておきましょう。
これらを全て用意したら、再度お申し込みに必要なものは揃っているかをチェックして、財団法人職業技能復興会に送ります。宛先は、以下の通りです。
書類送付先
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-16-6パレ・ジュノ3階
財団法人職業技能振興会御中
なお、財団法人職業技能復興会では他にもさまざまな資格を扱っているため、封筒の余白に「住宅建築コーディネーター試験」と記入して送るようにしてください。
郵送してから数日後、願書と入金の確認が終わった後に電話にて連絡が入ります。ここまで来て、初めて受験票が発行されます。以下に当サイト代表の與五澤に対して、実際に郵送されてきた受験票を記します。
受験票は試験当日必ず必要になるため、無くさないようにしっかりと保管しておきましょう。後は、試験に向けて勉強をするだけです。
ただ、独学で試験勉強を行うのは非常に非効率です。例えば、小学校などでは、テキストだけを渡されても全く理解できないものの、先生が黒板の前に立って教えてくれれば理解度が格段に進みます。これと同じように、試験に関する講習を受けた方が時間と労力を節約できます。
当社の代表である與五澤(よごさわ)も講習を受けたことで、資格の勉強が格段に進むようになりました。
講習は各地区で開催される「認定講習」とインターネット上で受講する「E-ラーニング講習」の2つがあります。あなたにとって都合の良い方で講習を受けるようにしてください。