外構工事(エクステリア工事)だけに限らず、工事を行っている人は世間一般的に「恐い人」というイメージを持っている人は多いです。理由は単純であり、工事を行っている人の9割以上が男性なため、つねに怒鳴り声がこだましている場面を思い浮かべるからです。
また、ドラマや映画などに出てくる職人さんばかりを見ていると、強面な人をよく見かけます。そのため、好印象を抱く方は多くありません。
しかし、実際はみな良い人が多く、親身になって工事の相談に乗ってくれます。それどころか、業者ごとにあいさつを徹底しているので、率先して挨拶を行ってくれます。工事が終わる頃にはお施主さん(工事依頼主)と仲良くなっているパターンが多く見られます。
中でも、私が職人だった頃に接していた業者たちはどれも社交的でした。人と人が接する時間を大切にして、その気持ちが工事の品質にそのまま表れていることを感じました。
ただ、その中のごく一部に「暴力団」が潜んでいることもあります。ここでいう暴力団とは、裏の業界とのつながりが強く、その権力を武器に仕事を受ける業者のことを指します。
その中でも、手抜き工事や悪徳商法を行っている業者もいます。初めからお客様を騙して会社の利益を上げようとする業者のことです。彼らは、暴力団と建設業を両立して行っています。多くの人に顔が利くため、契約や仕事をスムーズにこなすことができます。
そもそも、「暴力団の職人さんを家に招いて外構工事をしたい」と考える人はいないはずです。なぜなら、なにか問題が発生したときに業者が暴力団だと思うと、クレームを付けづらいからです。暴力団に対して恐ろしいイメージしかないため、関わりたくないと思うはずです。
そこで、暴力団と関係している業者をさける必要があります。暴力団や悪徳業者から身を守るために、大切な知識を以下にまとめました。
暴力団が関与する業者について
私が職人だったころ、暴力団と関係している業者をいくつか見てきました。外構工事であげた売り上げを、暴力団の資金へ回しているケースが多いです。しかし、仕事自体はきちんと行っているため、はたから見ても暴力団関係者だということが分かりません。
暴力団との繋がりがあるというだけで、会社自体はしっかりしている場合もあります。工事実績や行っているサービスの展開がしっかりしているため、誰かに教えてもらわない限り見つけ出すことができません。
そのため、暴力団と関わりのない外構専門業者(エクステリア業者)を探そうとしても、優良業者との見分けがつきません。良い業者だと思って工事を依頼した後に暴力団との関係が明らかになったとしても、工事を断ることができなくなってしまう可能性があります。
このようなことを避けるためにも、業者選びは慎重に行わなければいけません。
そこで、外構専門業者に詳しい人に紹介してもらうことをお勧めします。当サイトは優良業者のみを提供しているので、悪徳業者や暴力団関係者に出くわすことはありません。内情に詳しい人に業者を紹介してもらうことが、優良業者を見つけ出す最大の近道だと思ってください。
契約書をよく読む
悪徳業者や暴力団関係者から身を守るために、最も気をつけなければいけない注意事項があります。それは、「契約書をきちんと確認する」ことです。契約書を細かく確認していなかったために、後から高額な請求がきたり、保証問題に発展したりしたという話はよくある話です。
例えば、駐車場の工事を100万円で業者に依頼したにも関わらず、追加請求をしてくる業者がいます。この場合、全部で100万円だと思っていたのに、余計な工事までされて150万円を請求されることがあります。
後から「聞いていない」と講義をしても、「契約書に追加料金の請求について記載してあります」と話をしてきます。ほとんどの方が契約書に目を通さないため、そこに付け込んで無理な契約を忍ばせてある可能性があります。
業者のたくらみや不正を回避するために、契約書にきちんと目を通すようにしておいてください。また、不正を発見することができれば、同時に優良業者ではないことが分かります。悪徳業者や暴力団の思うツボにはまらないように、あなた自身の警戒を緩めないようにしましょう。