外構工事(エクステリア工事)を行う大半の方が、値段やデザインばかりを気にして外構工事のプランを決めます。ただ、外構は建物を囲む空間であるため、防犯能力も考慮してプランニングする必要があります。これをないがしろにしておくと、泥棒が入りやすい外構になってしまう可能性があります。
あなただけの空間であるマイホームで過ごす時間は、誰しもが「リラックスする時間にあてたい」と考えるはずです。しかし、近隣住民の目や泥棒の恐怖を意識しながら生活をしていると、ストレスが溜まってしまいます。
そこで、防犯を意識しつつ外構のデザインを考えることで、安心して利用できる外構を手に入れることが可能です。
防犯を意識する
外構のスタイルには、オープン外構(建物の周りを囲まずに、開放的にする外構)やクローズド外構(建物の周りを全て囲う外構)、またはセミクローズド外構(低めの塀と控えめな門柱・門扉を組み合わせた外構)などがあります。中でも、オープン外構は最も防犯対策に優れています。
オープン外構は、右の写真のように壁がなく、開放的になっています。不審な人物が徘徊していたとしても、すぐに気付くことができます。
また、近隣の住民や警察などの第三者も確認することができるため、地域ぐるみで防犯対策を行うこともできます。
一方、壁が完全に建物の周りを囲っているクローズド外構の場合、周囲から中の様子を確認することができません。そのため、オープン外構に比べて、防犯面で大きく劣ってしまいます。もし、泥棒や不審者が敷地内に侵入してしまうと、周りから発見するのは難しくなります。
ただ、セコムやアルソックなどのセキュリティーを採用するには、毎月の費用がずっとかかってしまいます。「泥棒から家を守る」という目的があったとしても、家計を圧迫する出費になりかねません。もし、費用をかけずに家を守ることができるのであれば、誰しもがそれを行いたいと考えるはずです。
しかし、外構がある程度完成してしまっている方の場合、金銭面の問題があるため、初めから工事をやり直すことは難しです。外構工事を行う際は、細かいことまできちんと決めておかないと、後々不便なものになってしまいかねません。
防犯に優れた「防犯砂利」を利用する
前述の通り、値段やデザインばかりを気にして外構工事のプランを決めてしまうと、泥棒や不審者が簡単に侵入できてしまう外構になる可能性があります。
そこで、防犯にすぐれた材料を使用することで、家の防犯を一気に向上させることができます。
例えば、防犯砂利を利用することで、部外者の侵入にいち早く気づくことができます。防犯砂利を敷き均した場所を歩くと、大きな音がします。
防犯砂利を家の周りに敷き均しておくと、不審者が家の周りに近づいてきたら、どんなに忍び足で近づいてきても、80デシベル(地下鉄の車内・電車の車内と同様)以上の騒音が鳴り響きます。
家の中にいても、不審者が家の外にいることにすぐに気づくことができます。
また、防犯砂利は見た目もきれいなので、家の周りに敷き均しておいても外観を損ねる恐れがありません。
防犯砂利の種類は、右の写真のようなものや色が付いたきれいなもの、あるいは一般的な砂利のようなものなどがあります。
ホームセンターや通販で簡単に手に入れることができるので、ご自身で庭に敷き均すことも可能です。その際は、砂利の下に防草シート(草が生えないようにするためのシート)を敷くなどして、雑草が生えないようにしましょう。
家は家族や財産、または思い出がたくさんつまった大切なものです。これら守るために、外構に防犯を少し取り入れることで、安心して家を利用できるようになります。