大阪市で外構工事(エクステリア工事)を行う場合、値段やデザインばかりを気にして工事内容を決めてはいけません。機能性も考慮してプランニングしなければ、過ごしづらい庭になってしまうからです。
また、日本は都道府県ごとに気候が異なるため、エクステリアの見栄えが同じでも快適性は違ってきます。そのため、一年を通して過ごしやすい庭を作るには、あなたの住んでいる地域の気候に適したエクステリア工事を行う必要があります。
特に大阪市の場合、冬は比較的過ごしやすいのですが、夏季は蒸し暑く熱帯夜が続くため、対策をしておくことをお勧めします。
そこでこのページでは、真夏の大阪市でも快適に生活できる外構工事の方法を紹介します。
大阪市の特徴
大阪府は府内全域が瀬戸内海式気候に属しており、大阪市も同様の気候を示します。冬期は降雪日数が東京より多いものの、雪が積もることが非常に少ないという特徴があります。そのため、年間を通して気候が安定しています。
ただ、夏は非常に蒸し暑く、都心部の大阪市ではヒートアイランド現象(都市部の気温がその周辺の郊外部に比べて高温を示すこと)が起こります。
昼間に熱せられた土地が冷え切らないため、夜間の平均気温が25℃以上の熱帯夜になることが多く問題となっています。7月から8月にかけて、実に一ヶ月以上は平年でも熱帯夜が続きます。
そのため、大阪府でエクステリア工事を行う場合、真夏でも快適に生活できる庭造りを行う必要があります。
例えば、右の写真のように、オーニング(折り畳み可能なひさし)を設けるだけでも良いです。夏の強烈な日差しを遮ることができるため、敷地内の温度が上昇するのを防げます。
また、冬は折りたたむことによって日光を取り入れることもできるので、一石二鳥です。
ただ、庭全体を覆うことができるわけではないので、日陰にできる場所と日が当たる場所が出てきます。
そのため、暑さが厳しい日は、夕方に打ち水(水をまくこと)を行うと良いです。水をかけることによって表面の温度を下げるのと同時に、気化熱によって暑くなった場所の熱を取り除いてくれます。そうすることで、涼しさを肌で感じることができます。
他には、風通しを確保しておくことをお勧めします。風は自然に発生するため、自動的に敷地内の気温を下げてくれます。また、空気がこもらなくなることで、蒸し暑さを緩和できます。
なお、通気性を確保するときは、できるだけ風を遮る障害物を置かないようにするだけです。
ただ、建物を囲う塀や植栽がないと不審者が安易に侵入できてしまいます。そのため、囲いの一部に植栽や風通しの良いフェンスなどを採用するようにしましょう。
このページで述べてきたように、外構工事のプランは機能性を考慮して決めるようにしましょう。実際に使うときのことを考えた上で、値段やデザインを吟味してください。
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