外構(エクステリア)工事を行う際、大半の方がデザインや値段を重視して工事内容を決めてしまいます。しかし、機能性も考慮してプランニングを行わないと、使いづらい庭になってしまいます。
特に、福岡県の場合は中国大陸に近いため、毎年のように黄砂被害が報道されています。実際に、春先になると、空がうっすら黄色がかっているのを肉眼で確認できるほどです。その影響で、車や窓に黄砂が付着して汚れたり、黄砂が多い日には洗濯物を干せなかったりしてしまいます。
また、福岡県は台風の通り道になることが多いです。台風は南西方向から来ることが多く、天気の変化の元となる湿気は西から訪れるからです。そのため、夏季はゲリラ豪雨が発生することが多々あります。
このような県の特性を無視してエクステリア工事を行ってしまうと、日々の生活でストレスを感じてしまいます。
そこでこのページでは、福岡県の特徴に適した庭作りの方法を紹介します。これを学ぶことで、使い勝手が良く、快適に過ごすことができる庭を手に入れることができます。
福岡県の特徴
前述の通り、福岡県は毎年のように黄砂や台風の被害があります。それにも関わらず、雑誌やインターネットで紹介されているエクステリアを参考にして庭作りを行ってしまう方が大勢います。
たしかに、デザイン性の高い外構は見栄えがあるため、誰しもが憧れます。しかし、たとえ見ごたえのある庭を手に入れたとしても、使いづらくては意味がありません。そこで、少し工夫するだけで快適に過ごすことができる庭作りが可能になります。
例えば、自然災害に適応した庭造りを行う有効な手段として、敷地の周りをフェンスや植栽で囲うと良いです。
周りを囲むことによって、風の勢いを弱めることができるので、舞ってくる黄砂や台風で飛散してくるゴミの被害を最小限に抑えることが可能です。
風を完全に遮断するわけではないので、適度な通気性も確保できます。そのため、真夏に熱がこもることも防げます。また、フェンスや植栽は目隠しの代わりにもなるため、非常に有効です。
ただ、風は真横から来るわけではないので、飛散してくる黄砂やゴミを完全に回避できるわけではありません。
そこで有効なのが、「サンルーム」です。サンルームとは、右の写真のように、屋根や可動式の窓がついているテラスのような場所を指します。
これさえあれば、黄砂や台風、あるいは雨が降る日であっても、洗濯物を守りながら干すことが可能です。さらに、椅子やテーブルを置けば手軽にアウトドア感覚を楽しむこともできます。
さらに駐車場には、カーポート(車を雨や風から守ってくれる屋根)を設置すると良いです。屋根だけではなく、ボードなどで車の横までを保護できるタイプのものもあるので、大切な車を守ることができます。
エクステリア工事を行う際に気をつけるべきことは、「使用したときのことを考える」ことです。
これさえできれば、機能性のある庭を見栄え良く造りだすことが可能です。このページで述べてきた内容を参考に、10年先も過ごしやすい庭作りを目指しましょう。
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