外構(エクステリア)工事を行う際、デザインや値段ばかりを気にして庭造りを行ってはいけません。機能性も考慮してエクステリア工事を行わなければ、使いづらい庭になってしまうからです。
特に、佐賀県は九州地方の中では最も小さく人口も少ない場所なのですが、県内でも場所によって気候が異なります。そのため、佐賀県内で同じ工事を行ったとしても、過ごしやすさは異なります。
そこでこのページでは、佐賀県の特徴に適した外構工事の方法を紹介します。これを学ぶことで、あなたが住んでいる地域に適した庭造りの方法を理解することができます。
佐賀県の特徴
滋賀県は北西部に玄界灘があり、南東部には有明海と異なる2つの海に面している場所です。佐賀県内全域の気候は、全国と比較すると温暖な地域といえます。ただ、冬季の冷え込みがかなり激しく、関東地方よりも冬季は寒くなる傾向があります。
また、梅雨時期の雨量が多い傾向があるのですが、九州地方の中では雨による災害は少ないです。
その一方で、シーズンになると台風が通過し、被害を受けることも多々あります。
このこともあり、一年を通して過ごしやすい庭作りを行うには、住んでいる地域の気候に合わせる必要があることが分かります。
玄界灘に面している北西部(唐津市周辺)では、一年を通して降水量が多い傾向があります。特に、北西部は冬期になると九州地方の中でも積雪が多くなる傾向があります。
ただし、北西部は海洋性気候なので、一日の気温差が少なく、夏場は猛暑日を迎えることが少ないです。そのため、積雪がある冬期でも快適に過ごすことができる外構工事を行う必要があります。
例えば、駐車場にカーポート(車を雨や風、あるいは雪から守ってくれる屋根)を設置するだけでも通行が楽になります。車の周りの雪をどかす手間が省ける上に、雨の日でも乗り降りの際に濡れずに済むので一石二鳥です。
次に、佐賀市を中心とした平野部では、夏の降水量が多く猛暑日が多い傾向があります。それに加え、冬にはそれなりに雪が降るため、先に述べたようにカーポートが有効です。
また、平野部では有明海側より吹き付ける潮風による塩害(えんがい:塩分によって農作物や電気設備、鉄、コンクリート構造の施設などが害を受けること)が発生するため、車のボディーに錆が出やすくなります。そのため、カーポートは屋根だけでなく、サイドにも風よけを設置しておくと良いです。
嬉野市などを含む山間部では、県内の中で最も降水量が多い地域です。また、一日の気温差が大きい地域のため、夏は猛暑日になり、冬には冷え込みが激しく降雪量が多くなります。
そこで有効なのが、右の写真のような「サンルーム」です。これさえあれば、雨や雪の日でも洗濯物を干すことができます。
さらに、テーブルや椅子を配置するだけで、外の気温や天候に左右されずにアウトドア感覚を楽しむことができます。
また、天気が良く過ごしやすい日には可動式の窓を全開にすることによって、テラスやウッドデッキと同じように外の空気を取り入れたプライベート空間になります。
このページで述べてきたように、エクステリア工事を行う際は、「過ごしやすさ」を考慮してプランニングするようにしましょう。そうすることで、10年、20年先も満足度の高い庭を手に入れることができます。
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