広島県は中国山地と四国山地の間に位置しているため、雪や雨の影響を受けにくいです。そのため、日本の中でも年間を通して晴天の日が多いという特徴があります。年間の日照時間は2,000時間以上もあり、都道府県の中では快適な立地条件です。
広島県で外構(エクステリア)工事を行う場合、このめぐまれた気候に適した庭作りを行わなければ宝の持ち腐れです。また、同じ県内であっても気候は異なるため、あなたが住んでいる地域に合わせた外構工事が必要になります。
しかし、大半の方は値段やデザインで工事内容を決めてしまいます。雑誌やインターネットなどで紹介されている庭を参考にしてしまうからです。ただ、機能性も兼ねた庭作りをしなければ使いづらい庭になってしまいます。
そこでこのページでは、広島県でエクステリア工事を行う際の注意点を紹介します。これを学ぶことで、あなたが住んでいる地域で行うべき工事内容が分かるようになります。
広島県の特徴
前述の通り、広島県は瀬戸内海に面しているため、温暖な気候に恵まれています。ただし、同じ広島県であっても、中国山地を挟んだ日本海側と瀬戸内海側とでは気候が異なります。
日本海に近い山間部の気候が日本海側気候のため、冬になると季節風の影響で雪がたくさん降り、豪雪地帯となります。
そのため、テラスやウッドデッキを設置して手軽にアウトドア感覚を楽しめる庭にしたとしても、冬には全く機能しません。また、積雪に対応した庭作りをしておかなければ、除雪作業が大変な外構になりかねません。
このようなリスクを避けるために、大雪が降っても過ごしやすい環境を作り出す必要があります。
例えば、駐車場にカーポート(車を雨や風、あるいは雪から守ってくれる屋根)を設置すると良いです。車の周りの雪をどかす必要がなくなるため、車の乗り降りが楽になります。また、駐車場からすぐに玄関に入れるようにしておくだけでも、雪かきを行うスペースは小さくなるのでお勧めです。
一方、中国山地から瀬戸内海寄りのエリアは太平洋側気候なので、冬でも温暖な気候です。そのため、一年を通して過ごしやすい外構であるといえます。
ただし、冬になればそれなりに寒くなるため、寒さを和らげる工事を行うと良いです。
例えば、植栽やフェンスなどを利用して、風を弱めるものを設置すると良いです。冬に乾燥した冷たい風が吹き荒れたとしても、寒さをしのぐことができます。
また、完全に風を遮断しないことで、蒸し暑い夏であっても、風の通り道を確保することで、熱気のこもらない庭を造ることが可能です。
このページで述べてきたように、地域の気候に合わせたエクステリア工事は非常に重要です。一年を通して過ごしやすい庭になるように、工事内容は吟味するようにしましょう。
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