外構(エクステリア)工事を行う際、住んでいる地域に最適な庭作りを行う必要があります。デザインや値段ばかりを気にしてエクステリア工事を行ってしまうと、使いづらい庭になってしまうからです。
特に、駐車場やアプローチ(敷地の入り口から玄関までの路)は毎日使用する場所なので、機能性も重視してプランニングする必要があります。
そこでこのページでは、徳島県の特徴に適した外構工事の方法を紹介します。これを学ぶことで、見栄えがある上に使い勝手の良い庭作りを行うことができるようになります。
徳島県の特徴
まず、徳島県に適したエクステリア工事を行うためには、県内の気候を知る必要があります。徳島県は瀬戸内海に面している場所と太平洋側に位置しているところがあるため、それぞれの気候は異なります。そのため、北部(徳島市や鳴門市など)と南部(海部郡周辺)では気候が大きく異なり、特に降水量が明確に違います。
徳島県北部の場合、瀬戸内海に面しているため、「瀬戸内海式気候」に属していて降水量が少ないのが特徴です。
一年を通して晴れる日が多く、過ごしやすいです。冬になると、稀に雪が降ることもありますが、積もることは少ないです。
そのため、庭にウッドデッキやテラスを設けるだけで、手軽にアウトドア感覚を楽しむことができます。テーブルや椅子を配置すると庭でバーベキューやホームパーティーなどを開くことができます。
一方、徳島県南部の場合、太平洋に面しています。そのため、「太平洋側気候」に属していて、降水量がとても多いのが特徴です。そのこともあり、徳島県南部は「一日に降る降水量」の日本記録を保持しているほど雨が多いことで知られています。
一年中雨の多い地域の海部郡周辺は、9月または10月に大雨が多くなる傾向があります。そのため、雨が降っても快適に過ごすことができる庭作りを行うことをお勧めします。
例えば、カーポートを設置して、車の乗り降りの際に濡れなくなるだけでも日々のストレスを緩和することができます。また、雨が降ると路面が滑りやすくなるため、アプローチなど頻繁に活用する場所を滑りにくくすると良いです。
滑りにくくする方法は、コンクリートの表面を刷毛引き(はけびき:コンクリートの上面をホウキでザラザラに仕上げること)を行ったり、ゴム製のグリップ性が良いものを選んだりすることをお勧めします。
なお、徳島県北部にお住まいの方であっても、カーポートを設けたり歩く場所を滑りにくくしたりすることで、過ごしやすい庭を手に入れることができます。
エクステリア工事を行う際は、「快適に過ごすことができる庭造り」を意識するようにしましょう。これにより、見栄えのある上にストレスを感じない外構を手に入れることができます。
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