静岡市で外構工事(エクステリア工事)を行う際、インターネットや雑誌で紹介されている庭を参考にしてはいけません。日本は都道府県ごとに気候が異なるため、住んでいる地域に適したエクステリア工事があるからです。
しかし、大半の方は値段やデザインばかりを気にして庭造りを行ってしまいます。その結果、使いづらい庭をプランニングしていることに気付かず、使い勝手の悪いエクステリアが完成してしまいます。
たしかに、工事完了後は見栄えがあり、満足度の高い仕上がりに感じます。しかし、半年もしないうちに不自由なことが明らかになり、ストレスを感じ始めてしまいます。そのため、外構工事を行う際は、機能性を最優先して工事内容を決める必要があります。
そこでこのページでは、静岡市の特徴に最適なエクステリア工事を紹介します。これを参考にすれば、10年、20年先も快適に生活できる庭を手に入れることができます。
静岡市の特徴
静岡県は全体が太平洋側気候に属しており、静岡市も同じ気候です。太平洋側気候は四季の変化がはっきりとしていて、夏季は高温多湿で冬季は晴れる日が多く乾燥する日が続くという特徴があります。また、日本全国の中でも比較的過ごしやすく、温暖の差があまりありません。
ただし、静岡市は沿岸部と内陸部では標高差が大きいため、場所によって寒暖差が激しくなります。
特に、北部の南アルプス南麗に接する葵区は標高が高いこともあり、豪雪地帯に指定されています。そのため、沿岸部にお住まいの方と同じ工事内容を採用すると冬期が過ごしづらくなります。
そこで有効なのは、カーポート(車を雨や風、あるいは雪から守ってくれる屋根)です。
たとえ大雪が降ったとしても、車の周りの雪かきをせずにすむからです。さらに、雨の日でも車の乗り降りで濡れることがなくなるため、冬以外でも活躍できます。
もちろん、カーポートは葵区以外にお住いの方にもお勧めです。
ただ、製品によって耐久性や値段が異なるため、金額で決めてはいけません。大雪に耐えられるカーポートから強風のみに絶えられるものまで種類が豊富にあるため、必要に応じて選別しましょう。
また、9~10月にかけては台風の影響を受けやすくなります。これは静岡県全域に共通するので、あらかじめ対策をしておきましょう。
例えば、建物の周りに植栽などを植えて防風林のようにしたり、敷地の周りをフェンスで囲って強風が直接当たらないようにしたりすると良いです。
台風の強風や冬の強烈な季節風を遮ることができるため、建物へ飛散してくるゴミや寒さから守ってくれます。
ただ、完全に風を遮断するような造りにしてはいけません。風の通り道を確保しておかなければ、空気がこもったり害虫が発生したりするからです。
このページで述べてきたように、少し工夫するだけで一年を通して過ごしやすくなります。工事内容を決める際は、機能性を第一に考えた上でデザインや値段を吟味するようにしましょう。
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