外構(エクステリア)工事を行う際、大半の方がデザインや値段を重視して工事内容を決めてしまいます。しかし、機能性も考慮してプランニングをしないと、使いづらい庭になってしまいます。
見栄えや工事費用を良くすることばかりを重視して庭造りを行う場合、雑誌やインターネットで紹介されているエクステリアを参考にする方が多いです。そのため、使い勝手を良くすることまで頭がまわりません。その結果、歩きづらかったり日々の生活の中でストレスを感じたりする外構になってしてしまいがちです。
このようなリスクを最小限に抑えるためには、実際に使用することをイメージする必要があります。
そもそも、日本は一年中同じ気候ではないので、一年を通して過ごしやすい庭作りをすることをお勧めします。
そこでこのページでは、高知県の特徴に適した外構工事の方法を紹介します。これを学ぶことで、日々の生活でストレスを感じることのない過ごしやすい庭を手に入れることができます。
高知県の特徴
高知県は太平洋に面しているため、県内全域が太平洋気候に属します。また、黒潮の影響を受け、湿度の高い空気が四国に流れ込みます。その風は四国山地で遮られ、それが雲になりたくさんの雨を降らせます。
特に、夏になると空気の流れが南から四国山地に吹き込むため、高温多湿となります。そのため、夏の夕方はスコールが降ることが多々あります。
ただし、年間日照時間は全国で上位に位置しているため、晴れの日が多いです。しかし、雨天時は一気に降る傾向があるため、年間降水量は全国でもトップクラスです。
そのため、エクステリア工事を行う際は、カーポート(車を雨や風から守ってくれる屋根)やサンルーム(右の写真のように、屋根と窓が付いた部屋)を設置することをお勧めします。
カーポートを設置することによって、大切な車を雨や紫外線から守れる上に、乗り降りの際に濡れるのを防ぐことができます。
また、サンルームを設ければ、急な雨が降ったとしても、洗濯物を濡らすことなく乾かすことができます。さらに、テラスの代わりにもなるので、テーブルや椅子を配置すれば手軽にアウトドア感覚を味わうこともできます。
どちらのエクステリア製品も、天気の変動が激しい高知県では有効なので、検討してみると良いでしょう。
なお、高知県は台風が頻繁に直撃する地域なので、台風に備えた庭造りも忘れてはいけません。敷地の周りに塀やフェンス、あるいは植栽などを設けて、強風を遮る構造にしておくことをお勧めします。風を弱めることができれば、ゴミなどが飛散してきても建物を守ることができるからです。
このページで述べてきたように、エクステリア工事を行う際は、過ごしやすい庭作りを意識することが大切です。機能性を高めた外構工事を行い、十年後も満足できるプランニングを行うようにしましょう。
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