熊本市で外構工事(エクステリア工事)を行う際、値段や見栄えばかりを気にして工事内容を決めてはいけません。実際に使用したときのことを考慮してプランニングしなければ、使い勝手の悪い庭になってしまうからです。
特に熊本市の場合、夏季と冬季の温度差が大きいため、住んでいる気候に適したエクステリア工事を行う必要があります。
しかし、大半の方は雑誌やインターネットで紹介されている庭を参考にしてエクステリアのプランを決めてしまいます。その結果、大金を使用したにも関わらず、使いづらさにストレスを感じてしまう外構が完成してしまいます。
このようなリスクを避けるためには、機能性を考慮した上で工事内容を決めなければいけません。
そこでこのページでは、熊本市の特徴に適した外構工事の方法を紹介します。これを学ぶことで、使い勝手の良い庭を作ることの重要性を理解できます。
熊本市の特徴
熊本市の気候は、太平洋側気候に属しています。熊本平野は有明海に面していますが、阿蘇山と金峰山に囲まれているため、内陸性気候に近いという特徴があります。そのため、夏は暑くて冬は寒くなる傾向があります。
熊本市の夏季は、東京よりも最高気温が高いわりに最低気温はほとんど東京と同じです。つまり、一日の温度差が大きいです。また、夕方になると「肥後の夕なぎ」と呼ばれる無風状態が続き、暑さがより一層厳しくなります。湿度も高いため、非常に蒸し暑くなります。
一方、冬期は気温が氷点下まで下がることもあります。熊本市は日本の南側に位置していますが、実は東京都と同じくらい冷え込みます。ただし、降雪日数は少なく、雪が積もることはほとんどありません。
このように、熊本市は一日の気温差または夏季と冬季の温度差が大きいため、外構工事を行う際はどの季節でも快適に生活できる庭造りが求められます。
例えば、右の写真のようにサンルーム(屋根や可動式の扉があり、部屋のようになっているテラスのようなもの)は有効なエクステリアです。
暑さの厳しい日や肥後の夕なぎが発生したとしても、窓を閉め切っておけばエアコンを効かせることができます。もちろん、寒い冬期であっても扉を閉めておけば暖房を使用することが可能です。
ここに椅子やテーブルを置いてテラスとして使用すれば、外の環境に左右されずにランチやティータイムを楽しむ空間として利用できます。
また、雨が降っていたとしても濡れることがありません。外で洗濯物を干すことができないとしても、代わりにサンルームで洗濯物を乾かすことができます。シーンに応じて使用方法を変えることができるのは大きな魅力の一つです。要するに、春夏秋冬のどの季節でも活躍するエクステリアです。
そのため、庭にサンルームを設置するだけで、機能性は一気に向上します。サンルームを起点としてメインガーデン(主に使用する庭)を作成すれば、簡単に使い勝手の良い庭を作り上げることができます。
外構工事を行う際は、「実際に使用したときのことを第一」に考えてください。そうすることで、機能性の高いエクステリアを見栄え良く完成させられるでしょう。
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