富山県といえば、持ち家率が78.3%あり、十人のうち約7人以上が一軒を保有しています。これは、マイホームを所有している方が日本で一番いるということです。また、一住宅あたりの延面積は148.7m2もあり、一世帯当たりが保有している土地面積も同様に全国で一番です。
ただ、大きな土地を保有していたとしても、有効活用できなければ意味がありません。特に、外構工事(エクステリア工事)一つで建物の見栄えや暮らしやすさを左右するため、きちんと考えてプランを立てる必要があります。デザインや値段のみを気にしてエクステリア工事を行ってしまうと、暮らしづらい庭になってしまうからです。
そこでこのページでは、富山県の特徴に合わせた庭造りの方法を紹介します。
富山県の特徴
冒頭で述べたように、富山県の居住水準は全国のトップクラスです。また、道路をはじめとした社会資本の整備や火災発生件数の少なさと合わせて、住みよい環境を形成しています。さらに、共働き家庭が多いことや女性の就業率が高いことなどが家計を豊かにしており、勤労者世帯の実収入も全国で上位に位置します。
そのため、エクステリア工事にお金をかける方は多いです。外構工事は、高い費用をかけるほど手の込んだ造りにできるからです。
しかし、多くの方は「できるだけ安い金額で工事を行いたい」と考えるはずです。その場合、あらかじめ予算を決めておき、希望する工事内容を決めておくと良いです。
ただし、見栄えばかりではなく、機能性も兼ね備えた庭造りをするようにしましょう。
例えば、富山県は日本海側気候に属しているため、冬季は県内ほぼ全域が豪雪地帯になり、寒さが厳しくなります。そのため、冬期になると雪かきは必要不可欠です。
ただ、「除雪作業を行わなくて良い庭造りをしたい」という方は多いです。そこで、毎日頻繁に使用する通路や駐車場などに屋根をかけることをお勧めします。このとき、庭全体を屋根で覆うのは多額の費用が必要になるため、必要最低限の範囲で屋根を設けるのがポイントです。
駐車場であれば、カーポート(車を雨や風、あるいは雪から守ってくれる屋根のこと)を設置することで、悪天候でも車の乗り降りが楽になります。
一方、夏季はフェーン現象(水蒸気を含む空気が山を越えたとき、山の風下側の気温が上昇する現象)の影響を受けて高温多湿になります。そのため、庭の構造を風どおりが良く湿気が溜まりにくいようにすると良いです。
ただし、風を遮るものを庭に何も設けないと、冬が過ごしづらくなってしまいます。このようなリスクを避けるために、植栽やフェンスなどを活用して、風の勢いを弱めつつ空気の流れを確保するようにしましょう。
このページで述べてきたように、一年を通して外構プランを考えると、富山県に適したエクステリアがあることに気付きます。一年中過ごしやすい庭造りを意識して、ストレスを感じない外構を手に入れてください。
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