札幌市は北海道の中で一番人口が多い場所のため、当サイトを利用される方は多いです。工事を希望されるお客様の傾向として、見栄えや価格ばかりを気にして外構工事(エクステリア工事)を行おうとする人がたくさんいます。
しかし、デザインや値段ばかりを気にして庭造りを行ってしまうと、過ごしづらい庭になってしまう可能性が高いです。庭は毎日使用する場所なので、機能性も考慮してプランニングする必要があるからです。
そうでなければ、使い勝手の悪い庭にストレスを感じるようになり、日々の生活に支障が出てしまいます。
特に、札幌市の場合、冬になると大量の雪が降ります。雪の多い年になると、「一年間で3分の1」もの長い間積雪があります。質の高いエクステリア工事を行いたいのであれば、雪が降る時期以外に工事を行うことをお勧めします。適切な時期に工事ができなければ、たとえ手抜き工事をしていなかったとしても仕上がりに影響が出てくるからです。
そこでこのページでは、札幌市にお住いの方が外構工事を行う際に気をつけるべきことを紹介します。これを学ぶことで、一年を通して過ごしやすい庭を手に入れることができます。
札幌市に適した庭造り
まず、快適にエクステリアを造り上げるためには、札幌市の気候に適応した庭を作る必要があります。
札幌市の気候は、一年を通して気温と湿度が低く、夏と冬の温度差が大きいという特徴があります。夏の平均気温は20℃前後を保ち、湿度も低いため過ごしやすい日が続きます。ただし、8月は真夏の気候になるため、30℃を超える日もあります。ただ、湿度が低いため、朝方は肌寒さを感じます。
一方、冬は寒さが厳しく、気温が氷点下の日が長く続きます。また、冒頭で述べたように、雪の多い年になると、「一年の3分の1」もの長い間積雪があります。
これらの情報をまとめると、札幌市の夏は過ごしやすいため、快適に過ごすことができる庭を作るには、「冬でも生活しやすい工事内容」を採用すると良いです。
例えば、駐車場にカーポート(車を雨や風、あるいは雪から守ってくれる屋根)を設置するだけでも雪かきが楽になります。車の周りの雪をどかす手間が省ける上に、雨の日でも乗り降りの際に濡れずに済むので一石二鳥です。
ただ、屋根がかかっていない部分は除雪をする必要があります。
そこで有効なのが、「融雪機(ゆうせつき)」です。融雪機とは、熱によって雪を融かす機械のことを差します。
雪を融雪機の中に入れれば、雪かきをしたときの雪の置場に困ることはなくなります。
右のイラストのように、地面に埋められるタイプのものや押し車のようになっていて移動させることができるタイプの融雪機があります。
値段や置き場所をよく考えて、あなたの家に合ったものを選ぶようにしましょう。
また、「ロードヒーティング」という技術を活用すれば、雪の積もらない庭を造りだすことも可能です。ロードヒーティングとは、コンクリートあるいはアスファルトの下に電気コードや温水を流すためのパイプなどを敷き、降ってきた雪を溶かしたり路面の凍結を防いだりするシステムのことです。
下地に設置するだけで良いため、デザインを縛られることがないことも魅力の一つです。
なお、従来のロードヒーティングでは電気代や灯油代のランニングコストがかかります。
しかし近年では、室内の暖房の熱を再利用するロードヒーティング技術も広まりつつあるため、検討することをお勧めします。家の中の熱を利用するため、ロードヒーティングにかかる費用を0円に抑えることが可能だからです。
このページで述べてきたように、少し工夫するだけで札幌市の冬を快適に過ごすことがます。エクステリアプランを立てる際は、過ごしやすさを第一に考えて工事内容を決めるようにしましょう。
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