新潟県での外構工事(エクステリア工事)の特徴と注意点

新潟県

新潟県で外構工事(エクステリア工事)を行う場合、業者選びをするのはもちろんのこと、地域に適した庭造りを意識する必要があります。デザインや値段だけで工事内容を決めてしまうと、過ごしづらいエクステリアになってしまうからです。

例えば、新潟県は冬になると大雪が降ります。しかし、雑誌やインターネットで紹介されている外構は積雪がない地域のものが大半です。そのため、見栄えばかりを気にして外構工事を行ってしまうと、雪かきが大変な庭になってしまいます。

そこでこのサイトでは、新潟県の特徴と注意点を紹介します。これを学ぶことで、新潟県でエクステリア工事を行う際に気をつけるべきことが分かります。

新潟県の特徴と注意点

新潟県の年間平均気温は、山沿いでは11~12℃、海岸・平野部では13~14℃となっています。年間合計降水量は、海岸部で1500~2000mmですが、山沿いでは3000mmを越えるところもあります。ただし、山沿いでも湯沢町や妙高市の方面は相対的に降水量が少なく、2000mm程度となっています。

このことから分かるように、山間部は一年を通して平野部よりも気温が低い上に、大量の雨が降り、それが雪に変わります。

海岸または平野部に住んでいる方が、除雪作業を行いやすいエクステリア工事をするのは当然です。ただ、山間部はそれ以上に積雪が多いため、できる限り雪かきを行う必要がない庭造りを意識しましょう。

雪を撤去する作業の必要のない外構にするには、アプローチや駐車場などに雪が積もらないように屋根を掛けると良いです。そうすることで、毎日歩く通路や車の乗り降りをする場所は雪かきを行う頻度が少なくなります。

ただ、庭全体に雪が降らないように覆うためには、多額の費用が必要になります。そのため、予算に応じて必要最低限の場所に屋根を設けるようにしましょう。

また、アプローチ(敷地の入り口から玄関までの路)の距離を短くすることでも、除雪を行う範囲を最小限に抑えることができます。

ただし、新潟の夏の暑さは東京とあまり変わらないため、夏季も過ごしやすい庭作りを意識することを忘れてはいけません。

新潟は東京に比べて北に位置しているため、新潟県全域の気温は東京都よりも低くなっています。
しかし、夏季に向かって温度差は小さくなり、7月下旬から8月中旬にかけては温度差が1℃以下と小さくなります。そのため、雪の降らない季節は庭先でバーベキューやパーティーなどを開催できる庭造りを行っても良いでしょう。

エクステリア工事を行う際は、日々の生活を過ごしやすくしつつ、楽しむこともできるようにプランニングしましょう。

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