外構工事(エクステリア工事)を行いたいと考えたとき、住まわれている地域によって工事内容やデザインに特徴が出てきます。
例えば、東京都にお住まいの方の場合、限られた土地の中でプライベート空間を確立しなければいけません。そのため、クローズド外構(門扉や塀などで建物を囲む外構)や中庭を採用する方は多いです。外からの視線を遮ることで、プライバシーを確保できるからです。
また、一年を通して快適に過ごすことができる庭を造るためには、住んでいる地域の気候に合わせたエクステリア工事が必要不可欠です。
しかし、大半の方はデザインや値段ばかりを気にして庭造りをしてしまいます。その結果、使い勝手の悪いエクステリアにストレスを感じてしまいます。
そこで、東京都にお住いの方がエクステリア工事を行う際に気をつけるべきことを以下にまとめました。これを学ぶことで、一年を通して過ごしやすい庭を手に入れることができます。
東京都の特徴
当サイトを利用するお客様は、全国47ある都道府県の中でも、東京都の方はかなり多いです。その理由は簡単であり、住んでいる人の数が圧倒的に多いからです。
東京都は日本の首都であり、政治や経済、物流、ファッションなど、あらゆることが集中した巨大都市です。そのため、東京都にあこがれる人は多く、日本人はこぞって東京に住みたがります。
そのこともあり、東京では過密化が進んでいます。例えば、アメリカ人一人が180m2の面積に住んでいるのに対し、日本人は同じ面積に11人、東京ではなんと192人の人間が密集して暮らしている計算になります。
これほどまでに人が密集していると、プライバシーを守るのはもちろんのこと、防犯対策もきちんと行う必要があります。
そこで人気が出るのが、冒頭で述べたクローズド外構です。オープン外構(敷地を塀などで囲まない外構)にしてしまうと、不審者や空き巣が安易に敷地内に立ち入ることができてしまうからです。
ただ、分譲地(いくつかの区画に分割して売り出す土地)の場合、景観を統一するためにエクステリアの様式を同じにすることもあります。
この場合、分譲地が「オープン外構に統一する」という決まりがあれば、あなたの家もオープン外構にしなければいけません。
また、クローズド外構が条件の場合、あなたの家のエクステリアもクローズド外構にする必要があります。地域ごとに庭作りのルールが決まっていることもあるので、必ず不動産業者に確認するようにしましょう。
次に、東京都の気候に焦点を当てます。東京都は、小笠原諸島を除く都内はほぼ全域が太平洋側気候に属しています。そのため、東京都は四季の変化がはっきりとしていて、夏季は高温多湿になり、冬季は晴れる日が多くまた雨量が少ないため乾燥する日が続きます。
ただし、梅雨季は梅雨前線に覆われて雨の日が多く、秋は秋雨前線の影響で雨が降りやすいです。また、この時期は台風の影響を多く受ける季節でもあります。
そのため、雨が降っても過ごしやすい庭造りをする必要があります。
例えば、カーポート(車を雨や風から守ってくれる屋根)を設けるだけでも快適に過ごせます。カーポートを設置することによって、大切な車を雨や紫外線から守れる上に、乗り降りの際に濡れるのを防ぐことができます。
また、右の写真のようなサンルームを設ければ、急な雨が降ったとしても、洗濯物を濡らすことなく乾かすことができます。さらに、テラスの代わりにもなるので、テーブルや椅子を配置すれば手軽にアウトドア感覚を味わうこともできます。
サンルームがあれば、近年問題となっているヒートアイランド現象(都市部の気温がその周辺の郊外部に比べて高温を示すこと)が発生しても対処できます。
可動式の窓を閉め切ればエアコンを使うこともできるため、さまざまなシーンで活用できます。
このページで述べてきたように、エクステリア工事を行う際は、住んでいる地域に合わせた庭造りを意識するようにしましょう。そうすることで、機能性豊かな上に見栄えの良い庭を手に入れることができます。
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