兵庫県での外構工事(エクステリア工事)の特徴と注意点

兵庫県

兵庫県は東西を横切る中国山地があるため、北側と南側では気候が異なります。そのため、あなたが住んでいる地域に合わせた外構(エクステリア)工事を行う必要があります。値段やデザインばかりを気にして庭作りを行ってしまうと、使いづらい庭になってしまうからです。

日本には四季があるのはもちろんのこと、それぞれの都道府県では適したエクステリア工事の内容が異なります。

そこでこのページでは、兵庫県の特徴に適応した外構工事の方法を紹介します。これを学ぶことで、一年を通して住みやすい庭を手に入れることができます。

兵庫県の特徴

前述の通り、兵庫県は東西を横切る中国山地があるため、北側と南側では気候が異なります。

北側は日本海に面しているため、「日本海岸気候」です。特に、冬季は典型的な日本海岸気候の特徴が表れます。12~2月にかけて年間降水量の3割程度が集中するため、雪や雨の日が多くなる傾向があります。

そのため、兵庫県の北側に住んでいる方の場合、除雪作業の必要のない庭にすると同時に、寒さを抑える庭造りをする必要があります。

雪かき作業の必要のない庭にするのであれば、カーポート(車を雨や風、あるいは雪から守ってくれる屋根)を設置すると良いです。車の周りの雪をどかす必要がなくなるため、車の乗り降りが楽になります。

また、寒さを抑えたいのであれば、植栽やフェンスなどを利用して、風の勢いを抑えるものを設けると良いです。

ポイントは、「完全に風を遮断せずに、空気の流れを確保すること」です。

一方、南側の場合、乾燥した晴天が続き、雨も少なく温和な気候の「瀬戸内気候」に分類されます。夏は厳しい暑さが続き、最高気温が37℃を超える日も多いです。ただし、海岸に近いため、暑さや寒さも比較的しのぎやすくなっています。

そのため、南側にお住まいの方がエクステリア工事を行う場合、アウトドアを楽しむことができる庭にすることをお勧めします。テラスやウッドデッキを設置するだけでバーベキューやランチを外で行えます。友人を招ければパーティもできます。

ただ、「冬を過ごしやすい」といってもそれなりに寒くなるので、寒さ対策を忘れてはいけません。外構工事を行う際は、住んでいる地域に適した庭作りを行うようにしましょう。

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