「住宅メーカー」と聞いて、何を思い浮かべるでしょうか? ほとんどの人が「信頼がある」と考えるはずです。テレビCMや広告など、私たちは身近な場所で住宅メーカーの宣伝を目にしているので、無意識のうちに「住宅メーカー」という業者を身近に感じているはずです。
家を買う場合や、外構工事を依頼する場合も工事費用が高額なため、信頼の無い業者に依頼する人はいません。
ただし、住宅メーカーは建物自体(建築)に関する仕事ではプロですが、外構工事自体は専門外です。それどころか、住宅メーカーは外構工事を行うことができません。外構工事の依頼があれば、全て提携している下請けの業者に頼みます。
しかも、下請けの外構工事をする業者も外構を専門として仕事をしているわけではないので、高額な工事費用に見合わない「質の悪い工事」であることが多いです。
「建物を理想通りに作ってくれたから、外構工事も理想通りに作り上げてくれる」と思いがちですが、必ずしもそうではないのです。
住宅メーカーの営業マンは、自社に外構工事を頼まない
住宅メーカーに勤めている営業マンなら、自分の家を自社で契約するのは当たり前のことです。しかし、この営業マンは、家は自社契約をするのですが、外構工事は住宅メーカーを通さないで自分の勤めている住宅メーカーの下請けに直接依頼します。これはなぜなのでしょうか? 例を挙げて説明しましょう。
「住宅メーカーA」に勤めている営業マンは、自分の家を建てる際、必ず住宅メーカーAで建てます。営業マンのお給料は歩合制なので、自分で契約をして自分の給料に反映させる自己契約物件です。一般の方であれば、外構工事もそのまま住宅メーカーAに依頼することを考えます。しかし、ここには大きな落とし穴が待ち構えています。
自分の家を自己契約した営業マンですが、外構工事は住宅メーカーAに依頼することはありません。前述のとおり、住宅メーカーAを通さないで下請け業者に直接外構工事を依頼します。
なぜなら、住宅メーカーAで勤めている営業マンは「住宅メーカーを通して外構工事の依頼をしてしまうと、仲介手数料が発生してしまう」ことを知っているからです。仲介手数料は15%~20%を住宅メーカーがチャージしています。100万円の工事であれば、20万円以上は住宅メーカーの利益として抜き取られてしまうので、工事費用は80万円も残りません。
営業が自社を通さないで、下請けの業者に直接依頼をしていた理由がここにあります。住宅メーカーで勤めている営業マン達は、大切な家族や友人にはそっと内情をばらして「手数料分の損」をしないように呼びかけているのです。
上記の話は、全ての住宅メーカーに共通しています。住宅メーカーにそのまま頼んでしまうと、何十万円もの金額を損してしまいます。
外構工事を住宅メーカーに頼むとなぜ高いのか
「予算がないから住宅メーカーに直接お願いして外構工事を安く済ませよう」と思う気持ちを利用して、住宅メーカーは様々な甘い言葉でお客様に言い寄ってきます。
・大手なので信頼があります
・ブランド力があります
・アフターが充実しています
その結果、「理由があるから値段が高いのです」ということを口実にします。住宅メーカーは「高額な手数料を抜き取ろう」と考えるため、高額な工事費用に見合わない提案をしてきます。
一方、住宅メーカーを通さなければ、手数料を抜き取られることがないので工事費用を抑えることが可能です。
外構専門業者であるエクスエリア業者に外構工事の依頼を行えば、住宅メーカーと同じ工事費用であっても「信じられないほど素晴らしい工事」をしてくれます。また、エクステリア業者に外構工事を依頼すれば、住宅メーカーと同じ内容の工事でも、住宅メーカーの下請け業者には真似できないクオリティーの工事をしてくれる上に工事費用を数十万円以上も抑えることが可能です。
「外構工事を依頼しよう」と考える時は、住宅メーカーではなく、手数料のかからない外構専門業者に依頼することをお勧め致します。