外構(エクステリア)工事を行う際、あなたが住んでいる地域に合わせた庭造りを行う必要があります。値段やデザインばかりを気にして工事内容を決めてしまうと、使いづらい庭になってしまう可能性があるからです。
特に、駐車場やアプローチ(敷地の入り口から玄関までの路)は毎日使用する場所なので、機能性も考慮してエクステリア工事を行うことをお勧めします。
そこでこのページでは、鳥取県の特徴に適した外構工事の方法を紹介します。これを学ぶことで、過ごしやすい庭造りを行うことができるようになります。
鳥取県の特徴
鳥取県といえば、日本一の砂丘「鳥取砂丘」が全国的に有名です。そのため、全国から鳥取砂丘を見に観光客が集まります。他県の方から見ると、砂丘は美しく、一度は足を運んでみたい場所です。
しかし、鳥取砂丘に住んでいる方の場合、風向きによっては砂が飛散する可能性があります。特に、強い風が吹き荒れる日は、外で洗濯物を干すことすらできません。
そのため、砂丘付近に住んでいる場合、砂が入りづらい庭作りにすると良いです。例えば、植栽やフェンスなどを設置して、砂が入りづらい構造の外構にする必要があります。風の勢いを止める構造物を設けることで、砂の侵入だけでなく、冬に吹く冷たい風から家を守る防風林の役割にもなるので一石二鳥です。
ただし、鳥取砂丘の砂は粒が大きいため、米子市などの離れた場所には飛散しません。砂嵐でもない限り、砂丘から遠く離れた地域に住んでいる方は気にする必要はありません。
また、鳥取県は四季が豊かな県なので、夏は暑く冬は極寒になります。さらに、鳥取県の気候は日本海側に面していることもあり、「日本海側気候」に属します。
そのため、降雪・積雪が多くみられ、冬期は豪雪地帯になります。一方で、西部沿岸の米子市方面は降雪量が少ないため、鳥取市付近よりは穏やかです。
鳥取県では、雪が降らない日は比較的天気の良い日が続き、特に春から秋にかけては好天の日が多いです。ただ冬になると、雨の日や曇りの日が多くなり、雪の降る日が多くなるのが特徴です。
そのため、鳥取市近辺に住んでいる方の場合、あらかじめ雪に備えた庭作りをすると良いです。例えば、駐車場にカーポート(車を雨や風、あるいは雪から守ってくれる屋根)を設置するだけでも雪かきが楽になります。車の周りの雪をどかす手間が省ける上に、雨の日でも乗り降りの際に濡れずに済むので一石二鳥です。
また、カーポートは雨や紫外線からも車を守ってくれるため、雪のあまり降らない地域でもお勧めのエクステリア製品です。車が雨に濡れたり太陽の紫外線にさらされたりしないだけでも、洗車の数やボディーの塗料のもちが変わってきます。
このページで述べてきたように、外構工事を行う際は、住んでいる地域に合わせた庭作りを行うようにしましょう。
当サイトの鳥取県での対応エリア
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