庭に祭られているお稲荷さんの移動や撤去をしても問題ないか

稲荷

古くからあるお宅の敷地内に、「お稲荷さん」が祭られていることがあります。庭のスペースを一坪ほど使用して建てられていることが多く、存在感があります。

ご先祖様が庭にお稲荷さんを設けた場合がほとんどなので、「なぜお稲荷さんが家にあるの?」と疑問を抱く方は多いです。

お稲荷さんは商売繁盛の神様とされています。そのため、自営業を昔から行っている、あるいはかつて事業をしていた家には今でも建っている場所がたくさんあります。

また、家内安全や交通安全も祈るという意味もあるため、地主のように古くからその場所に住まわれている方の家には多いものです。

さらに、おいなりさんは農業の神様としても有名であるため、古くから農家を営んでいる自宅には設置している方は無数に存在します。

近年では、建物が洋風化してくるにつれて敷地内にあるお稲荷さんを撤去する人が増えてきました。古くなって壊れてしまうのはもちろんのこと、「手入れをするのが面倒」と考える人が多いからです。

しかし、お稲荷さんは神様が祭られているため、「取り壊したいけど、罰が当たりそうで怖い」という方がたくさんいます。親族から家屋敷を相続する際、「お稲荷さんをどうしたらよいか分からない」と悩む方は多いです。

ただ、残しておく場合、建物の建て替えや外構工事(エクステリア工事)を行う際に邪魔以外の何物でもありません。お稲荷さんを基準に工事を行うと、新築を建てる位置や庭造りのデザインが限られてくるからです。

そこで、このページでお稲荷さんのことについて詳しく学び、その上で移動や撤去をすることを再検討すると良いです。

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お稲荷さんの由来

お稲荷さんに祀られている神様は、「稲荷大神様(または稲荷神)」です。そして、稲荷神のお使いはきつねとされています。

ただし、動物のきつねではなく、稲荷大神様同様、肉眼で見ることができないとされています。そのため、「白」という透明という意味を込めて「白狐=びゃっこ」と呼ばれています。これが、お稲荷さんの社(やしろ)のわきに白いきつねのような置物がある理由です。

※お稲荷さまは稲荷神であり、白狐ではありません

お稲荷さんという名前の由来は、「稲が成る」という言葉からきているという説があります。実際に、「稲成神社」や「稲生神社」と表記をしている稲荷神社もあります。

そのことから、農耕の神様として崇められるようになったとされています。お稲荷さんを拝む際は、雨乞いや五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、交通安全などもお祈りします。

また、実際の稲荷神社には必ず鳥居があります。参拝者の願い事が「通る」ように意味が込められています。

それと同じように、庭にあるお稲荷さんにも鳥居が設置されているパターンが多いです。

ちなみに、お稲荷さんにお祈りを捧げるとき、いなり寿司をお供えしていたそうです。

きつねは油揚げが好物といわれていたため、その中に作物である米を入れてお祈りをしていました。こうして、食べ物の「おいなりさん」が生まれたとされています。

ここまでの内容を理解すると、お稲荷さんはその家の守り神的存在といえます。

ただ、冒頭で述べた通り、撤去したいと考えている方は多いです。その場合、どうしたらよいのでしょうか。

お稲荷さんの撤去、または移動をするには

お稲荷さんを撤去する場合、むやみに壊してはいけません。祟りがあるからというわけではなく、神様を扱う以上、お祓いをした上で移動させなければいけません。この場合、専門家に依頼するのがベストです。

例えば、稲荷神社は全国各地に存在するため、あなたが住んでいる場所から一番近い場所に相談すると良いです。そして、撤去または移動するにはどうしたらよいかを聞きましょう。

また、近くにある稲荷神社の場所が分からない場合、京都にある伏見稲荷大社に問sい合わせをすれば相談にのってくれます。伏見稲荷大社はお稲荷さんの中で日本最大なため、困っている内容を相談してみましょう。

専門家に頼んでお祓いを済ませた後、撤去または移動すれば間違いありません。中には、取り壊さずに場所だけ変えたいと思う方もいるため、よく考えた上で結論を出すことをお勧めします。

ちなみに、敷地内にお稲荷さんがあるお宅は庭内神し(ていないしんし)と呼ばれ、土地の相続税が免除になるケースもあります。

ただ、条件があるため、庭にお稲荷さんがある全ての方が対象というわけではありません。それを確かめたい場合、税理士に尋ねると良いです。条件が一致しない場合は相続税が免除されません。

ただし、税金対策としてお稲荷さんを設けるのは御法度です。人としてのモラルがあるからです。

神様を扱う問題は難しいですが、家族内でしっかり話し合いを行い、後悔しない判断を下してください。また、撤去しない場合は定期的に手入れを行い、大切に扱うようにしましょう。

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