コンクリート構造物は「工程」で仕上がりが変わる

コンクリート工程

普段の生活の中でコンクリートをよく目にすると思います。駐車場や、家の周りを囲む壁、あるいは高層ビルなどもコンクリートでできています。これらを、コンクリート構造物といいます。

コンクリート構造物だけに限らず、なにかを作り上げるためには「工程」が非常に重要です。決められた工程を踏まなければ「高品質」なものを作り上げることはできません。

また、手抜き工事をしていないか確かめたり、しっかりと決められた工程を踏んでいるか確認したりすることも、お施主さん(工事依頼主)にとって重要な作業の一つといえます。

腕の良い職人であれば、仕上がりに支障が出ない工程を省くことがあります。しかし、お客様から全工程分の料金をいただいているのに対し、外構工事(エクステリア工事)をしているほとんどの業者は、「行わなければならない工程」を省いていることが多いです。

その理由の一つに、職人のこだわりがないのではなく、「工事の予算が少ない」ということが挙げられます。

外構工事は高額なため、誰しもが「安さ」を求めるはずです。安さを求め続けてしまうと安い材料を使わざるを得なくなる上に、「手間」まで省かなくてはいけません。実は、この手間にもっともお金がかかります。

職人さんの立場になると、「予算がない工事だから早く終わらせなければ赤字になってしまう」と考えることがわかります。例えば、私が職人として働いていたとき、予算がないため、十分に工期(工事期間)が用意されおらず、駐車場のコンクリートの下地を締め固める工程を省いている業者さんがいました。

コンクリートの下地である土をしっかりと締め固めなければ土が沈んで、せっかくきれいに仕上がった駐車場のコンクリートもすぐに割れてしまったり、大きなひびが入ってしまったりします。職人さんは良いものを作りたくても、予算がないので「仕上げ」だけきれいにして、大切な工程を省かざるを得ないのです。

お施主さん(工事依頼主)は、工事のことに関しては素人なので、きれいに仕上がっていれば引き渡し(工事完了)のときは満足をするのですが、後々後悔をすることになりかねません。

つまり、「仕上がりに見合った工事」を希望するには、それなりの予算を考えなければいけません。

外構工事を依頼する際には、「安さを買う」のではなく「安心できる品質」を買うことを意識しましょう。安いと言うことはそれなりの工事しかできないということ覚えておいてください。

安心できる品質を求めて外構工事に見合った金額を支払えば、間違いなく職人のこだわりのある工事をしてもらえます。質の良い材料を使い、質の良い工事をしてもらえば、「金額以上の仕上がり」を期待することができます。

仕上がりでいうと、「コンクリート構造物」は工程が命です。コンクリートの場合、表面を仕上げる作業は職人さんの手作業で行います。決められた工程を踏むことによって、上質な仕上がりと、見栄えのある外観を作り出すことができるでしょう。

コンクリート打設(打設)の工程

コンクリートは、もともと固まっておらず「生コンクリート(以下生コン)」と呼ばれる液状の状態で現場に運ばれてきます。職人さんが生コンを入れるために「型枠(かたわく)」というものを作ります。型枠とは液状のコンクリートを特定の形に固めるための容器のことを指します。例えば氷で表現すると、凍らせる前に水を入れる容器に当たります。

生コンは液状なので、変幻自在に形を作り出すことができます。

まず、決められた厚みに生コンを流し込んでいきます。液状といっても粘性が強いため、力を使う重労働です。

このとき、厚みを均一にするために「レベル」と呼ばれる機械で高さを決めてしるしをつけてあるので、決められた厚みを保つことが可能です。

次に行われるのが「コンクリートの締固め」です。この工程が一番重要といえます。

締固めには「バイブレーター」と呼ばれる振動機によって、コンクリートに振動を与えて締固めを行います。バイブレーターの役割は、生コンの密度を高め、不要な混入空気を除去し、骨材が均等分布させて本来の強度を生み出すことを目的とします。

バイブレーターによる締固めが終わると、次に「パタパタ」と呼ばれる道具を使用して、生コンの骨材を沈ませます。

生コンは「砂」「骨材(砂利)」「セメント」「水」で構成されています。その中でも骨材は表面に出やすいので、仕上げをする前に沈めておきます。パタパタの網は20㎜以下の網目で作られているので、20㎜以上の骨材が基本の生コンの骨材を沈めて、仕上げに必要な砂とセメントだけを表面に浮き上がらせます。

さらに、パタパタを行うことによってより密なコンクリートになり、長期的耐久性、耐摩耗性、ひび割れ防止に貢献します。

次に行う作業は、「均し(ならし)」と呼ばれる作業です。パタパタによって浮き出たペースト状の砂とセメントを「コテ」と呼ばれる道具で撫でます。

この作業は職人さんの腕によって仕上がりが大きく変わってきます。
自分の足跡を消しながらコテで撫で上げていき、仕上がりに近づいていきます。

均しの作業が終わると少し時間をおきます。生コンはゆっくりと固まっていくので、時間を空けることによって仕上げ作業に入ることができます。

右の写真には二種類の道具があります。左の道具が「プラスチックのコテ(別名プラゴテ)」で、右の道具が「金ゴテ(かなごて)です。また、コンクリートの表面をツルツルに仕上げる方法を「金ゴテ仕上げ」ともいいます。

固くなってきた生コンを仕上げるために時間をおき、プラゴテと金ゴテの両方を仕様して仕上げを行います。

プラゴテ役割は「セメントを浮き上がらせること」であり、金ゴテの役割は「浮き上がってきたセメントを撫でて仕上げる」ことです。この二つのコテを交互に仕様して最低2回以上は仕上げ作業を行わなければいけません。

2回以上仕上げを行わなければ、ひび割れや、表面のざらつきが出てきてしまいます。生コンが硬化するまでの時間は季節によって違うので、仕上げに入る回数が異なってきます。例えば、冬の場合は硬化スピードが遅いので3回?4回の仕上げで、夏の場合は効果スピードが早いので2回から3回で仕上げが完了します。

このように、コンクリートひとつでも多くの工程があります。街で見かけるコンクリートの表面には、これだけの手間暇がかけられていたのです。コンクリート構造物を作ってもらう際には、しっかりと工程を行っているかどうかを確認することもお施主さん(工事依頼主)の楽しみの一つです。

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