外構工事で行う駐車場の費用:見積りの価格・値段を読み取る

見積もりを読み取る

 

外構工事(エクステリア工事)の中で、駐車場工事は大きな金額がかかります。また、駐車場が広ければ広いほど料金は高くなります。そこで、誰しもが「駐車場工事の見積もり方法を知りたい」と思うので、ここでご紹介します。

駐車場工事の見積もり内訳

まず、駐車場工事を行うには、適切な水勾配(水が溜まらないようにつける傾斜)を確保しなければいけません。そのため、「レベル出し」という作業を行います。レベル出しとは、レーザーレベルという機械を使用して、工事に必要な地盤の高さや作り上げる構造物の高さを求める作業です。

レベル出しを行うと、正確な水勾配を求めることができます。なお、水勾配は人工的に作らなければいけないため、重機や手作業で土を掘り上げます。

このとき、駐車場へコンクリートを流し込んだりインターロッキング(ブロックを互い違いに配置したもの)を並べたりしなければいけないため、これらの厚みと下地に敷く砕石(砂と砂利)の厚みを考慮して掘り下げなければいけません。

右上の絵の場合、コンクリートと砕石の厚みを10cmずつ確保しなければいけません。そのため、最低でも20cm以上の床掘(地盤を所定の高さまで掘り下げること)を行う必要があります。

ただ、かなりの量の土を掘り下げるため、残土(余った土)がでます。この土を捨てるわけにはいかないため、処分場へ運んで有料で処分する必要があります。残土を処理する料金は、土の量と地域によって値段が異なります。ちなみに、土を掘り返すと空気が混じるので、10%から20%土の量が増えます。

次に、床付け(とこづけ)という作業を行います。床付けとは、床掘で適当に掘り下げた地盤を手作業で平にする作業のことを指します。

ここまでの流れを「土工事」と呼び、料金が発生します。見積書では「土工事一式」や「レベル出し、土工事、重機使用料」など、業者ごとに表記が分かれます。

次に、床付け作業が終わると、砕石を敷均し(平らにすること)ます。これを転圧(機械で締め固める作業)して下地を作り上げます。

このとき、きちんと転圧を行わなければ、コンクリートを流しこんだりインターロッキングを並べたりしても、すぐに割れてぼろぼろになってしまいます。

転圧を行った後、コンクリートの流し込みやインターロッキングを並べて完成となります。

これらは1mあたりの値段が業者ごとに決まっていています。例えば、縦5m横5mのコンクリート工事だと、25m行うことになります。コンクリート工事費用が1mあたり5000円の単価だとすると、「5000円x25m」となるので、料金は12万5000円になります。

1mあたりの値段のことを「平米単価」と呼び、業者ごとに工事費用が異なります。ただし、1mあたり5000円というのは、分かりやすくするための数字なので、実際の工事金額ではありません。正規の見積書は、これに上記の工事料金をプラスしていきます。

ただ、今回ご紹介したお見積り内容はおおまかな流れだと思ってください。当然ですが、業者によって料金が違うように、工事を行う住宅によっても料金が異なります。これら全ての内容で簡単に見積りを出すと、以下のようになります。

工事名称

単価

数量

単位

金額

レベル出し

〇〇

〇〇

一式

〇〇

残土処理

〇〇

〇〇

〇〇

土工事

〇〇

〇〇

一式

〇〇

重機運搬、使用料

〇〇

〇〇

一式

〇〇

コンクリートまたはインターロッキング工事

〇〇

〇〇

〇〇

 

今回のお見積りは、あくまでも例です。このお見積りの〇〇の中に実際の数量が入ります。前述の通り、外構工事費用は業者によって異なります。

コンクリートやインターロッキングの平米単価が安くても、土工事や残土処理の値段で帳尻を合わせる汚いやり方を行う業者がたくさんいます。

つまり、「安く見えている業者でも、蓋を開けたら高額工事」ということです。業者と一度契約をしてしまうと、工事が始まってしまいます。工事が終わってから高額請求に悩まされるようなことがないよう、業者選びに労力を費やしてください。

また、実際のお見積りはあなたのお宅の条件によって、いろいろな料金が上乗せされます。これらの値段を正確に求めるために、3社以上の業者へ無料見積りを依頼してください。

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