高い外構を選ぶ人が得をして安いエクステリア工事をする人が損

損得

外構工事(エクステリア工事)は、庭が完成したら終わりではありません。見栄えのある外観を保ち続けるためには、定期的なメンテナンス費用、つまり「ランニングコスト」がかかるからです。しかし、大半の方は完成時のことしか頭にありません。そのため、維持費のことを考慮しながらプランニングできる人は少ないです。

一方、私たちは光熱費やガソリン代に関しては敏感です。光熱費が高いからオール電化にしたり、ガソリン代を安くしたいから燃費のいい車を買ったりします。なにか物を購入する際は、維持費用を考えながら商品を選ぶのが普通です。

ただ、エクステリアのことになるとほとんどの方は知識がないので、ランニングコストがかかることを知る人は多くありません。

光熱費やガソリン代であれば、毎日少しずつお金がかかるため、少しでも月の出費を安くしようと努力します。しかし、エクステリアの場合、数カ月~数年に一度のメンテナンスです。これが、「外構にランニングコストがかかる」ことを忘れさせてしまう原因です。

ただし、外構を管理する周期が長いとはいっても、維持費がかかることは間違いありません。そこで、エクステリア工事を行う際も、ランニングコストがかからない庭作りを意識する必要があります。

ランニングコストの考え方

最初にかかる購入費用が少々高くても、維持費の安いものを選び、長年使い続けることで結果的に得をすることがランニングコストの常識です。

エクステリアは屋外に存在するものなので、日の光や雨風などの影響を受け続ける過酷な環境下の中で次第に劣化していきます。また、雑草が生えたり植栽に害虫が湧いたりするため、これらを駆除するためにもメンテナンス費用が必要です。

中でも、鉄製のエクステリア製品が錆びないようにするには、定期的に色を塗り替える必要があります。そのため、数年~数十年に一度は塗り替えをしなければ、錆を生じて倒壊する恐れが出てきます。

たしかに、簡単な塗装であれば、日曜大工感覚であなたが塗り替えれば材料代のみで施工できます。しかし、素人では塗り替えが困難な場所に関しては、プロに仕事を依頼する必要があります。そのため、塗料代に加えて業者に支払う技術料が発生します。

このとき、使用する塗料の種類によって耐用年数(耐久性を保証する年数)が全く異なります。例えば、耐用年数が10年の塗料であれば、30年間で3回塗り替えなければいけません。ところが、耐用年数15年の塗料を使用すれば、30年間で2回の塗り替えですみます。

高額な材料を使用することで、結果的に得をする

耐用年数の長い塗料の方が、材料代は高くなるのは当然です。耐用年数が少し短めの塗料を選んで施工すれば、材料代を抑えることができるので、工事費用を削減できます。ただ、ここにランニングコストの落とし穴があります。

塗装工事費用の大半は、「職人さんの人件費」や「その他の諸経費」です。これは使用する塗料が変わっても変動するものではないので、使用する材料代を安くすれば工事金額も同時に下がります。ただ、価格の低い塗料には耐用年数や色合いの悪さなど、低価格な理由が必ず隠されています。

素人の方は塗料の質などが分かるはずがないので、工事の値段が安くなれば喜ぶはずです。しかし、実際は使用している塗料を安いものを使用して、品質を落としてお客様に提供していることになります。

例えば、耐用年数10年の塗装工事に必要な工事費用が100万円で、耐用年数15年の塗装工事は120万円だとします。

耐用年数10年の塗装工事であれば、30年間で3回塗り替えを行う必要があるため、総額で300万円の工事費用がかかります。一方、耐用年数15年の塗装工事の場合、30年間で2回の塗り替えですむため、総額は240万円の工事費用に抑えることが可能です。これがエクステリアにかかるランニングコストです。

一回の工事費用が高くなる代わりに、塗り替えを2回ですませることができれば、長い目で見ると60万円も安上がりです。

ただ、多くの方は目先の金額を安く抑えようとしてしまうため、結果的にランニングコストがかさんでいることに気付けません。そこで、数年先まで見越した工事を考えることができれば、最終的に数十万円以上も得することができます。

工事一回にかかる費用は少々高くなってしまいますが、長い目をもってメンテナンスの回数を減らすことが大切です。

値段を気にする気持ちも分かりますが、維持にお金がかかるものに関しては、できるだけ高額な製品を選び、耐用年数が長い材料を使用することをお勧めします。塗装工事に限らず、管理費用がかかり続けるエクステリアに関しては、ランニングコストをできるだけ安く抑えるように工夫しましょう。

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