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基礎を手抜き工事されたカーポートは、倒壊する恐れがある

 

外構工事(エクステリア工事)だけに限らず、建物や構造物を作る際は「基礎」が一番重要です。基礎工事をきちんと行っていないと、その上にどれだけ質の良いものを作っても長持ちすることなく、最悪の場合は倒壊してしまう可能性があります。

 

ただ、エクステリア工事が終わってからでは、基礎そのものを確認することはできません。基礎部分は地中に埋まっているため、全てを終えた後で疑わしいと思っても、地面を掘り返してチェックすることは現実的に不可能だからです。つまり、「基礎工事の品質は、工事を行った職人だけが知りうる」ことになります。

 

特に、カーポートは基礎工事を正しく行っていなければ危険です。屋根があるのはもちろんのこと、横からの雨や風から車を守るために壁付きのカーポートもあります。そのため、風の影響を受けやすく、台風のような暴風が直撃すると、倒壊してしまう可能性は非常に高いです。

 

このようなリスクを最小限に抑えるためには、あなた自身が現場に毎日顔を出して、最低限の基礎知識を身に付ける必要があります。このページでは、実際に行われている手抜き工事と、それに対する対処法について詳しく述べていきます。

 

 手抜き工事をするとどうなるか
外構専門業者(エクステリア業者)が、なぜ手抜き工事を行うのかというと、「楽な上にコストを最小限に抑えることができるから」です。近年では、安さを求めるお客様が急増しているため、エクステリア業者は低価格で工事を引き受けて、ぎりぎりの利益を確保して仕事を行っています。

 

ただ、安い値段で工事を引き受けてしまうと、利益を上げることが難しくなるため、手抜き工事を行ってその帳尻合わせをしようとします。人件費や材料費を削れば、自社の利益を上げることができるからです。

 

私が職人だった頃、他の職人さんと話をしていると「予算がないから人件費や材料費をケチって工事しなきゃ合わないよ」「どうせ施主(工事依頼主)は工事の知識なんてないから、手抜き工事したって分かるわけないよ」などと言って、実際にその通り工事をしていました。

 

手抜き工事を行うと、品質を保つことができなくなり、数年でエクステリア工事のやり直しを行わなければいけなくなります。しかし、ほとんどの方は手直しをする余裕がないため、みすぼらしい外観のまま放置せざるを得ない状況に追いやられてしまいます。

 

ここまでの内容を理解すると、基礎工事の大切さを認識できます。いつまでも見栄えのある外観を保つためには、表面上に見えてない基礎工事を正しく施工する必要があります。

 

 正しい基礎工事をしていないと、どうなるのか?
エクステリアだけに限らず、家やその他の構造物も基礎工事が正しく行われていなければ、倒壊してしまう恐れがあります。

 

ただし、工事が完了してあなたの手元に引き渡しが完了してから、最初の1〜2年は手抜き工事をされた構造物でも傾くことはありません。施工直後に傾いていたら問題になるからです。

 

引き渡し直後に傾いているような構造物は、その場で保証が適用されてしまうため、手直しの追加工事が発生してしまいます。追加工事は、業者が負担しなければいけないので、これでは手抜き工事をした意味が無くなってしまいます。これが、見て取れる部分はきちんと工事を行っている理由です。

 

しかし、5年以上経過すると、きちんと工事されたかどうかの差がハッキリします。例えば、ブロック塀にひびが入ったり、斜めに傾いたりします。一方、カーポートの場合、台風や雪の後に突然傾いたり、倒れたりしてしまいます。

 

とはいっても、きちんと基礎工事を行っていれば、傾いたり倒壊したりする可能性を高確率で回避できます。エクステリア工事で最も根本的な手抜きとは、基礎部分のコンクリートの厚みが足りていないことが原因です。

 

 

基礎部分のコンクリートの厚みが足りないと、次第にひびが入り、台風などの強風で傾きます。

 

また、基礎コンクリートの役割は、周りを固めて構造物を支えることだけではありません。重量によって、その上に乗るものを支える役目も担っています。

 

そのため、基礎部分のコンクリートの厚さが足りないということは、基礎の重さが足りないこととイコールです。その結果、「基礎の上に立 っているものが不安定になる」ことになります。

 

このような手抜き工事をされないため、現場にいる職人さんに「毎日見に来ます」と伝えておくだけでも手抜き工事をされる可能性は小さくなります。職人さんに緊張感を与えることができるので、「手抜き工事はできない」と思わせることができるからです。

 

また、エクステリア工事が始まる際は、外構工事の基礎知識を身に付け、情報武装しておきましょう。あなた自身で手抜き工事がどのようなものかを知っていたとしたら、業者はなかなか手抜きができなくなります。

 

逆にいえば、工事について何も知らない方は、「こんなものですよ」などの一言で言いくるめられてしまいます。素人がプロを相手に対等に話をするには、最低限の知識が必要です。

 

できれば、図面などを見せてもらいながら、設計通りに施工されているかどうかを説明してもらいましょう。このとき、工事の進行状況をチェックするだけではなく、お茶菓子などを持って休憩時間を狙って話をすると良いです。職人さんと積極的にコミュニケーションをとることも、手抜き工事防止には大きく役立つからです。

 

カーポートに限らず、基礎は構造物の支えとなるため、とても大切な役割があります。もし、仕事の都合などで現場を確認できない場合、基礎部分の写真を撮影してもらい、見せてもらうようにしましょう。

 

エクステリア工事は、工事依頼主であるあなたの管理で品質が大きく左右されます。素人でも理解できるように説明してもらい、納得するまで話を聞くようにしましょう。

 

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