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新築外構(エクステリア)工事の図面を他社に渡すと法律違反になる

 

近年では、外構工事(エクステリア工事)を行う方のほとんどが相見積もり(または、あいみつ)を取るようになりました。あいみつとは、複数の業者から見積もりを取ることです。これを行うことで、値段の比較や提案しているサービス、あるいは保障内容にいたるまでを見比べることが可能になります。

 

それだけではなく、その場で契約を即決させようとする悪徳業者を回避して、優良業者をじっくり選ぶことができます。

 

ただし、「業者同士に競争させて費用を下げることも可能ですが、決して安さを求めるだけのものではない」ことを忘れてはいけません。

 

あいみつで大切なのは、業者に「他の会社にも見積もりを依頼しています」と一言伝えることです。これにより、外構専門業者(エクステリア業者)を緊張させてきちんとした内容の見積もりを提出してもらうことができます。

 

ただ、相見積もりを行う際には、「最低限のマナー」を心得ておく必要があります。これを知らずに複数の会社に見積もりを依頼して比較してしまうと、最悪の場合、業者に嫌われて工事の依頼を受けてくれなくなってしまいます。

 

それどころか、他社の提案してきた工事内容の図面やデザイン案を他の会社にそのまま見せてしまうと、法律違反になってしまう可能性があります。プランやデザイン、または図面にいたるまで、製作者の保護権が法律で認められているからです。

 

そこで、このページでは法律に関する注意事項や、最低限のマナーについて詳しく述べていきます。

 

 他社の作成した図面やデザイン案を他の会社に見せてはいけない
前述の通り、プランやデザイン、または図面にいたるまで、製作者の保護権が法律で認められています。そのため、むやみやたらに他の会社に見せることは、法律上許されません。

 

ただ、このことを知る人は圧倒的に少ないです。そのため、初めに見積もりを依頼した会社に外構プランや図面を作成してもらい、それをもとに他の会社に相見積もりを依頼する人は多いです。もし、外構プランや図面を作成した業者に訴えられたら、あなたが罰せられることになるので、絶対にしないようにしましょう。
※既に裁判の判例でも実証されている事実です。

 

このようなやり方で相見積もりを依頼している方の考えは、「同じ工事内容で、一番安い業者を選びたい」ということです。

 

しかし、たとえ同じ工事内容であっても、エクステリアは電化製品や日用品のような「定価」がありません。庭作りは、既に出来上がっているものを販売するのではなく、新たに作り上げてお客様に提供する仕事です。

 

そのため、「他社と同じ内容で工事を行う」ことは絶対にありません。会社が取引している業者によって、使用する材料の仕入れ値や土工事(土を掘ったり削ったりする工事)で出た残土(不要な土)の処理費用は異なるからです。これに加え、業者ごとに異なる技術料も加算されます。

 

このことを考慮すると、たとえ図面通りのデザインでエクステリア工事を行うことができたとしても、工事費用が異なることを理解できます。

 

そもそも、他社が提案したプランで見積もりを受注する時点で、その会社は常識外です。このような要望に応じる業者は、その時点でレベルの低さを疑ってみるべきです。もし、どうしても同じ内容で比べるのであれば、プランやデザイン、図面などの使用権を製作者(会社)から有料で買い取ってからでなければいけません。

 

法的な問題となることは稀ですが、お互いにルールを守ってこそ良いものができます。エクステリア業者に気持ちよく工事を引き受けてもらうために、最低限の常識を持って相見積もりを依頼するようにしましょう。

 

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