日が当たらない高湿度の場所の外構工事:天然材料を活用する

天然材料

外構工事(エクステリア工事)を行う際、多くの方は完成したときのことばかり考えてしまいます。

ただ、時間の経過と共に、構造物は風化していきます。そのため、エクステリアのプランを構成する際は、10年、20年先も見栄えと機能性を兼ね備えたものにする必要があります。永久に同じ見栄えを保つのは、難しいからです。

例えば、コンクリートを使用してエクステリア工事を行った場合、完成直後は白く上品さがあります。

しかし、庭は雨や風、日光などが直接当たります。過酷な環境下では、コンクリートの表面は次第に黒ずんでいき、少しずつ見栄えが悪くなっていきます。

特に、山間部や日の当たらない場所は水はけが良くないため、高湿度になりがちです。すると、苔が生えたり藻が発生したりして外観の美しさが損なわれていくのは早いです。たとえ室内が新築同様に綺麗だとしても、外からの見た目が悪いと印象が暗くなってしまいます。

そこで、外構工事を行う際は、できる限り人工の材料を使用しないことをお勧めします。自然界にあるものを活用するだけで、見栄えのある外観を保つことができます。それどころか、時間の経過と共に味のある庭になっていきます。

天然の材料を使用すると風格が出る

近年では、家の洋風化が進み、それに伴い外構も洋式のものが一般的になりました。

ただ、洋風の庭はブロックやコンクリート、アルミ製品など、人工の材料を多く使用します。

たとえ定期的に手入れをしていたとしても、日の光が当たらず湿度が高い場所では、美観を保つのは至難の業です。

人工の構造物は、完成直後の見栄えは良いものの、苔や藻が発生するとみすぼらしい外観になってしまいます。その理由は単純であり、コンクリートなどの「人工的」に作ったものと「自然」が生み出すコケや藻などはマッチしないからです。

しかし、エクステリア工事に使用する材料を天然のものに変えるだけで、時間が経過するほど風格のある庭を造り上げることができます。

例えば、一段高い場所に家がある場合、土留め(土が崩れないように設ける壁)を設ける必要があります。このとき、擁壁(ようへき:コンクリートの壁)ではなく、天然石の石積みにするだけで将来の見栄えが向上します。

コンクリートの表面は水で洗い流されてボロボロになり、変色して藻や苔が発生します。

一方天然石の場合、もともと自然界にあるものなので藻や苔との相性は抜群です。そのため、時間が経過するほど風格のある外観になります。

実際に、日本に古くからあるお寺やお城は、今でも見栄えのある外観を保っています。これは建物自体の見栄えが良いだけではなく、それらを囲む庭が色あせていないからです。

ただ、自然界にある材料を使用する場合、人工的な構造物よりも工事費用は割高です。材料代が高額なのはもちろんのこと、施工するためには職人の技術が必要になるからです。

例えば、土留めの石積みや地面の石張りは一つ一つを手で並べなければいけません。どうしても時間がかかってしまうため、予算が無い場合は人工のもので我慢せざるを得ないこともあります。

施工費用を抑えたい場合、道路に面している場所だけでも天然の材料を使用すると良いです。人目につく場所の見栄えを保つことができれば、みすぼらしい外観にならずにすみます。

一般住宅の庭も同じように、エクステリア工事に使用する材料を天然のものにするだけで、10年、20年先も風格のある外観を維持できます。庭造りを行う際は、目先のことだけにとらわれるのではなく、将来のことまで視野に入れてプランニングするようにしましょう。

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