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元からある外構をそのまま利用してはいけない:塀について

 

外構工事(エクステリア工事)を行う場合、後のメンテナンスも考慮してプランニングをしなければいけません。中でも、和庭を中心に外構を考えている人は、植栽や芝生などの手入れをきちんと考える必要があります。メンテナンスについてないがしろにしてしまうと、後で後悔することになります。

 

例えば、見栄えばかりを重視してしまい、害虫が付きやすい植栽を植えてしまった場合です。害虫を退治または寄せ付けないようにするためには、殺虫剤を使用しなければいけません。また、植物の種類によって、害虫が付きやすい季節や種類が異なるため、きちんと調べて散布しなければ意味がありません。

 

中には、害虫が付きにくい植栽もありますが、それでも限界があります。害虫が付いていても気にしないでいると、虫だらけになったり病気になったりしてしまいます。最悪の場合は枯れてしまいます。

 

このように、共に暮らす外構は手入れを怠ってはいけません。

 

また、メンテナンスフリーの外構が普及してきているため、メンテナンスを行わないご家庭が増えているのは事実です。しかし、メンテナンスフリーの外構であっても、きちんとメンテナンスを行うことで品質を保つ時間が変動します。

 

 ブロックはメンテナンスフリーなのか
洋風住宅の外構は、ほとんどメンテナンスフリーを実現したものを取り入れています。中でも、コンクリートやブロック塀のような製品は、メンテナンスはほぼ必要ありません。しかし、こまめに手入れを行わないと、崩壊などの前兆に気付くことができなくなります。

 

コンクリートやブロックであっても、品質を保っているかきちんと確認する習慣を付けなければいけません。

 

なぜなら、地震や強風などの天災で、塀が倒れてしまう事件が少なくないからです。きちんと見回りを行うことで、事故の発生前に気付くことができます。

 

例えばブロック塀の場合、もともと建てられていた母屋を解体し、そこに新築を建てる人はたくさんいます。このとき、家の周りを囲んでいるブロック塀をそのまま残し、建物や庭、駐車場のみを新しくする方がいます。実は、これはとても危険な行為になります。

 

 古い外構は強度が無くなっている可能性がある
建物を囲む塀の工事は距離があるため、工事費用は高額になります。しかし、劣化が進んでいる場合、崩壊寸前の可能があります。特に、10年以上経過している外構は注意が必要です。

 

一昔前に積まれたブロックの場合、中に鉄筋が入っていない可能性があります。

 

鉄筋は張力(引っ張る力)が強いため、ブロックが崩れようとするとき、これを戻そうとする力が働きます。すると、ブロックは崩れることなくそのままの姿であり続けます。

 

一方、ブロックの中に鉄筋が入っていないと、大きな力がかかると崩れ落ちてしまいます。ブロックとブロックを接着しているものは、モルタル(水やセメント、砂を混ぜたもの)のみのため、強い圧力に耐えることができません。

 

家のブロックが劣化している場合、外構専門業者へ質問するようにしましょう。もし、「塀の工事は費用がかかるから……」と思っているのであれば、この考えは捨てるようにしてください。

 

そのまま刺激を与えなければ崩壊する確率は低いとしても、天災はいつ訪れるかわかりません。強風が吹き荒れてブロック塀が道路側に倒れてしまってからでは、取り返しのつかないことになります。また、そこに人がいた場合、最悪の場合は下敷きになってしまう可能性も否定できません。

 

外構工事のような民間工事の場合、厳しい検査がないのを良いことに、手抜き工事を行う業者がたくさんいます。特に、一昔前の工事はずさんであり、古いお宅の外構は今にも崩壊してしまいそうなお宅ばかりです。

 

予算の都合上、どうしても塀のリフォームができないお宅であれば、補強することもできます。外構プランを立てるとき、塀の補強をお願いすれば、崩壊の危険性が無いように施してくれます。

 

できれば、外構工事のプランニングをする上で、周り近所や近隣の住民のことも考慮することが理想です。いつまでも見栄えのある外観を目指すために、未来をイメージする力を養いましょう。

 

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